小西真奈美、生い立ちは実家が貧乏だった?出身、本名など

小西真奈美さんは、本名:藤木一恵さんといいまして、1978年10月27日鹿児島県薩摩川内市(さつませんだいし)生まれ、身長168cmで血液型はAB型だそうです。童顔のため小柄なイメージありましたが、実はモデル規格なのですね。やはりといいますが、芸能活動初期はモデルをされておったらしいです。

19歳の時(1997年頃)にモデルの傍ら、演出家・つかこうへいさんの劇団に入団し、女優に転身します。1999年、つかこうへいさんの代表作でもあるあの舞台『蒲田行進曲』でヒロインを務めます。映画での主演は、2006年、『UDON』でユースケ・サンタマリアさんと共にW主演を果たし、カンヌ国際映画祭の新作映画ラインナップに出張ったりされました。

苦労の理由①

しかし実は小西真奈美さん、人知れず陰で苦労をされていたようなのですね。といいますのも、小西真奈美さんの所属していた芸能事務所CATAMARANが、2014年に芸能プロダクション事業を撤退する運びになったりしておるのです。その前後で一時期仕事が激減し、巷では「干された」などの噂も飛び交っておりました。

CATAMARANとは大手芸能事務所(株)ユマニテの関連会社として2006年設立されております。(株)ユマニテは現在も、岸井ゆきのさん、安藤サクラさん、門脇麦さん、独立前の満島ひかりさんなど、多くの実力派女優を擁する芸能事務所です。

小西真奈美さんは(株)ユマニテに在籍はしましたが、骨を埋めることはなく、エリートジャパン(現・ネイムマネジメント)、スマイルカンパニー、なども経たのち、2021年現在は有限会社エレメンツに在籍しております。

その後は、映画では『トマトのしずく(2017年)』  主演、ドラマでは『病院の直し方~ドクター有原の挑戦~(2020年1月 – 3月、テレ東)』主演などがありますが、2021年現在CM「ファブリーズ(P&G)」などで存在感を発揮しています。

受賞作品も多彩で、2002年『阿弥陀堂だより』にて、喋ることが出来ない難病を抱える少女・小百合を演じ第26回日本アカデミー賞・新人俳優賞、第45回ブルーリボン賞・新人賞などを獲得、2009年『のんちゃんのり弁』にて第31回ヨコハマ映画祭・主演女優賞などを獲得、2015年『振り子』にて、第6回沖縄国際映画祭・「TV DIRECTOR’S MOVIE」部門 主演女優賞を獲得などの実績があります。

苦労の理由②

更に小西真奈美さんは、幼少期も大変な苦労をされております。それが何かといいますと、単(ひとえ)に生家が貧しかったようなのですね。幼いころにご両親が離婚をされ、地元鹿児島で、お母様と4歳年上のお姉様と共に、家賃1万円弱の市営住宅に住まわれておったそうです。

その市営住宅はお湯が出ず、冬でも水で食器を洗っていたそうです。必然的にハンドクリームが手放せず、小西真奈美さんは今でもハンドクリームを目にするとあの極寒の幼少期を思い出すとか(九州鹿児島なので極寒というほどではないかもしれませんが)。

出典:http://i-article01.com/2016/08/15/

「お湯が出ない」という事は、後付けの湯沸かし器などが壊れていたのでしょうか。一般的な賃貸マンションであれば大家さんが直してくれるものですが、住宅公社に届け出とかできなかったのでしょうか。おそらくそのような余裕もないほど、お母様が昼夜を問わず勤労されていたのではないかと想像されます。実際お母様は、昼は事務職、夜はお菓子屋さん店員として働かれていたそうです。

出典:https://nekotopi.com/geino/1525/

小西真奈美さんご自身も、薩摩川内市川内中央中学校・川内商工高等学校時代に、回転すし店や美容院でのアルバイトで家計を支えていたそうです。中学生時代など、事情を知った先生方公認でアルバイトをされていたのでしょうか。多感な時期に、さぞ辛く恥ずかしい思いをされたことと思います。小西真奈美さんはエッセイで、当時の心境を、「やりたいことがなにもない」「楽しいことなんてひとつもない」「毎日暇だし長生きしてもしょうがない」とこう語っています。1980年代の子供にも、こういうサトリ的諦念を抱いた方もいたものですね。世間は、広い。

薩摩川内市川内中央中学校時代は、軟式テニス部に所属してダブルスの前衛を任され、川内商工高等学校時代時代は、鮨屋や美容院でのアルバイトの傍ら、テニス部活動や柔道部マネージャーを務めていたそうです。すごいー。タイムマネジメントの能力高いです。それに何より、非常な働き者といえます。このようなお嫁さんにきて頂きたいものです

しかし小西真奈美奈さんは直に、CAになりたい。という夢を抱くようになり、高校卒業後に自ら英語の専門学校の学費を稼ぐため、モデルのアルバイトを始めます。そして世界的なモデルを選出する「エリートモデルルック」に応募し、見事グランプリを受賞、日本代表として世界大会に出場し人生が一変していきます。しかし、お顔が小さいです・・・・

出典:http://i-article01.com/2016/08/15/

幼少時から非常な苦労をされた小西真奈美さんは、役者となってからは、稽古場に誰よりも早く来てエアコンを入れて掃除をし、自らストレッチなどでスタンバイを完璧にしておりました。このような方が、社会に出て成功することは必然ともいえると思います。

出典:https://solife-a.com/32810.html/4

ミュージシャンとしての小西真奈美さん

小西真奈美さんには女優とは別の顔もありまして、2017年9月に、同じ芸能事務所・エレメンツに所属するラッパーKREVAさんプロデュースの「I miss you」で、iTunesヒップホップチャート1位を獲得しているのです。きっかけは2016年に出演した舞台『KREVAの新しい音楽劇「最高はひとつじゃない2016 SAKURA」』の稽古で、ラップを披露したことがきっかけでした。

そして、『自分でラップを書いた方が良い』とまでプロラッパーに絶賛された小西真奈美さんは、2018年8月に、全曲自ら作詞作曲を手掛けたアルバムをリリースし、遂に歌手としてメジャーデビューを果たします。どうですこの多芸多才ぶり!

小西真奈美さんは音楽活動について、『音楽は自分の中からふわっと出てきたものがだんだん成長して形になって、そういう曲たちが自分以外の誰かのハッピーの源になったり、癒やしになったりするのがいちばんのやりがいであり、面白味』と語ります。

何と小西真奈美さんは30代でバレエを、40代でピアノを始めているのですよ。凄くないですか?元々DNAの中に才能の芽が仕組まれていたが、生家が貧しく見出されるチャンスがなかったものが、自力で成功し才能を開花させるに至った、サクセスストーリーですね。人間いくつになってもチャンスはある!と勇気を与えてもらえます(勿論元々才能のある方に限りますが・・・)

出典:https://gentle-breeze.org/personalityw/actress/1697/?utm_source=dlvr.it&utm_medium=facebook

2020年11月25日にも、自ら作詞作曲を手掛けたオリジナル4曲と、椎名林檎さん星野源さんなどのカバー曲を収録したアルバム『Cure』がUNIVERSAL MUSIC JAPANよりリリースされております。

有限会社エレメンツは、芸能事務所としては超・大手ではありませんが、KREVAさんと小西真奈美さんのコラボが大成功してプロデュースが上手いですね。所属タレント同士のシナジー効果で、家族的なムードで好感度高いです。

出典:https://nekotopi.com/geino/1525/

ファンとしては、もっとCMやドラマで日常的な小西真奈美さんに露出して欲しい!というところですが、音楽を通しての新しい小西真奈美ワールドと、更に内面を充実させた小西真奈美さんの今後の演技に、これからも注目していきます!

 

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